小とろです。
タイトル通り、気ままに「振り返り」の話をしていきます。
主に仕事に関係する話です。
はじめに
この記事は株式会社富士通システムズウェブテクノロジーが企画する
いのべこ夏休みアドベントカレンダー 2020の17日目の記事です。
本記事の掲載内容は私自身の見解であり、所属する組織を代表するものではありません。
なぜ振り返りの話?
ここ最近の自分の中で重要なことだからです。
今思うと、仕事の中だけではなく大学にいた時にもやっておきたかったなと思うくらい大事な話なのです。
ちなみに、仕事の中で使う用語としてはレトロスペクティブと言ってます。
覚えておくと得するかもです。
レトロスペクティブ(retrospective)とは、「チーム自体」やチーム活動の「プロセス」を振り返る活動のことをいいます。 あらゆる組織・チームにおいて重要な作業です。
何のための振り返りか
振り返りを行う目的の種類を、以下に並べてみました。
個人的には以下の3つかなと思っています。
目標を達成するため
何かやり遂げなくてはならないもの、期間内に作らないといけないものなど目標は様々ありますが、ほとんどの場合、振り返りはこの目標に対して行うことが多いと思います。
どうやればもっとうまくいくか、現状の課題は何かなどを整理して、具体的にどんな行動をとれば良いかを整理できます。チームのため
基本的には目標のために振り返りを行いますが、チームのために振り返りを行います。チームメンバー同士の関係性はどうか、問題や課題をメンバー同士で共有し協力して解決し合えているかなどを客観的に振り返ることは、コミュニケーションの面で改善を行える機会に繋がります。個人のため
まだ、チームとして立ち上がっていない段階や個人的な取り組みについての振り返りは、自分を主軸に振り返りを行うこともあるかと思います。
振り返りたい時、どうするか
今回はチームで振り返りを行いたい時、どんな感じでやればいいかを簡単に紹介します。
用語を調べればそれに合った情報や文献が出てくるので、
やりやすい方法を見つけてやってみてください。
KPT
主によく知られている振り返り方法の一つです。
KPT法とは、取り組んでいる仕事や活動を改善するための振り返り方法のひとつ。 現状を見直す際に、「Keep(このまま継続すること)」「Problem(課題)」「Try(解決策)」という3つの項目、すなわち「KPT」を書き出し、今後どうするかを考えるものです。
正直、やり方は「KPT やり方」で調べてもらえれば出てくるので、ここで細かく説明はしません。
Pivotal流の振り返り会
私が少しPivotalに関わっていた時に、やっていたやり方です。
KPTと違ってかなりラフにやります。
KPTと似ていますが、「Good(良かったこと)」「Not Good(微妙だったこと)」「Bad(悪かったこと)」という3つの項目で、各自思うことを書き出します。
詳細は、こちら
振り返り方法について思うこと
基本的に、どの振り返りでも平等に自分の意見を書き出して、共有できる時間があります。
平等に意見を引き出すことによって、
斬新なアイデアが生まれたり、誰も気にも留めなかったことについて気づかされるようになったりと良い変化をもたらしてくれます。
意見を引き出すことも、重要にって来るので、
振り返りを行う際は、しっかりとしたファシリテーターは置いておいた方がいいですね。
参考になる書籍
振り返りに関係する書籍を並べてみました。
それに加えてチームとしてどうあるべきかなども書かれているので、
合わせて読んでみてください。
カイゼンジャーニー
レトロスペクティブ
Team Geek
最後に
普段何気なく仕事をしていても、気が付かない問題や課題が多く隠れています。
そんな問題や課題を気づかせてくれるのが「振り返り」という取り組みです。
そして、問題や課題ばかりではなく、良かったこと、改善できていたことについても再確認していくことも大事です。
特にチームで振り返りを行うと効果的なので、是非やってみてください。