小とろです。
前回の記事で取り上げた「Pivotal流の振り返り会」のやり方をまとめました。
前回の記事
はじめに
この記事は株式会社富士通システムズウェブテクノロジーが企画する
いのべこ夏休みアドベントカレンダー 2020の18日目の記事です。
本記事の掲載内容は私自身の見解であり、所属する組織を代表するものではありません。
Pivotalとは
サンフランシスコに拠点を置くアメリカの多国籍ソフトウェアおよびサービス会社です。
クラウドプラットフォームのホスティングおよびコンサルティングサービスも提供しており、
2019年12月以降、PivotalはVMwareの一部となっているようです。
Pivotal流の振り返り会
基本的には、私の体験談(Pivotalのトレーニング体験)をもとに記事を書いています。
準備するもの
オフラインの場合
- 大き目のホワイトボード
- ホワイトボードマーカー
- 付箋
- 大き目のポストイット www.askul.co.jp
- 酒
- ジュース
- おつまみ
- お菓子
オンラインの場合
- 以下のような同時編集機能を持ったツール
- Azure DevOpsレトロ機能
- boxnote
- CodiMD
- 酒
- ジュース
- おつまみ
- お菓子
振り返りのタイミング
基本的には週に1回で、毎週金曜日の定時前が丁度よいです。
開催時間は1時間ほど。
進め方
ファシリテーターを決めます。
前回の課題があれば、最初に進捗確認を行います。
7分間、「Good(良かったこと)」「Not Good(微妙だったこと)」「Bad(悪かったこと)」を書き出します。
オフラインの場合は、ホワイトボードに書き、オンラインの場合は各ツールに直接書き出します。書き終わった後、2分間同じものがないかチェックし、あった場合はグルーピングをします。
グルーピングが終わった後、2分間共感する意見にチェックマークを付けます。
チェックマークが終わった後は、ファシリテーターがチェックマークが多い意見から読み上げ、チームメンバーからコメントを貰います。
ある程度、意見を確認できた後、解決しておいた方が良い問題・課題について考え、行動に移せるような対策を付箋に書き出します。
基本的には来週中に終わるタスクのみを書き出します。付箋には担当者を書きこみ、来週中に頑張って解決してもらいます。
以上の内容を繰り返し行います。
本音で意見を出してもらうことを重要視しているので、
お堅い雰囲気をなくして、お酒やおつまみ、お菓子を持ち込んでラフに振り返りを行います。
写真とかあれば、雰囲気わかりやすいと思ったのですが
残念ながら手元になかったです。
オンラインで振り返り会
最近だとリモートワーク(遠隔業務)が多くなってきているので、一緒の会議室でホワイトボードを触る機会がないと思います。
そんな時に便利だと思ったのが、Azure DevOpsのレトロボードです。
必要な機能がそろっていて使いやすかったので特におすすめです。
先駆者様が記事を書いていたので、こちらが参考になると思います。
最後に
是非皆さんの方からも、このやり方はお勧めできますといったことがあれば、教えてください!